2012年5月28日月曜日

NetWalker で Compcache を使う

Compcache は以前にも使っていたのだが、USB の有線LANと相性が悪いのでは、と疑って使うのをやめていた。
しかし、USB の有線LANの状況は、Compcache をやめても、状況に変化が無かった。たぶん、電源の問題なのではと、今では思っている。
そこで、
という記事があったので、再び Compcache を使用してみる事とした。
以前は、自動起動にしていなかったが、今回は、この記事の通り、自動起動するように設定した。

まず、ソースをダウンロードしてビルドする。
$ wget http://compcache.googlecode.com/files/compcache-0.5.4.tar.gz
$ tar xvzf compcache-0.5.4.tar.gz
$ cd compcache-0.5.4
$ make
 バージョンも以前と同じなので、問題無くビルドが完了。
$ sudo ./use_ramzswap.sh
$ swapon -s
で、「ramzswap0」が表示されているので、動作確認OKである。

自動起動するために、カーネルモジュールをコピー。
$ uname -r
2.6.28-15-araneo
$ sudo cp ramzswap.ko /lib/modules/2.6.28-15-araneo/
$ sudo cp sub-projects/allocators/xvmalloc-kmod/xvmalloc.ko /lib/modules/2.6.28-15-araneo/
$ sudo depmod -a 
さらに、以下のファイルをそれぞれ編集する。
  • /etc/modules
lzo_compress
lzo_decompress
xvmalloc
ramzswap
  • /etc/modprobe.d/options
 options ramzswap disksize_kb=102400
  •  /etc/fstab
/dev/ramzswap0 swap swap defaults,pri=100 0 0

これで再起動し、起動後、「swapon -s」で、「ramzswap0」が表示されているでば、成功である。
これでまた、暫く様子を見てみる事とする。

(兎にも角にも、超久々の投稿であった…)

2011年9月9日金曜日

Tumblr 埋め込むだけで使える関連記事抽出ライブラリ

という記事があったので、早速、適用してみた。
上記のページの「Install」から以下のコード

{block:Posts}
        {block:Permalink}
            {block:HasTags}
                <!- Start In-Link widget ->
                    <script type="text/javascript" src="http://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.5.0/jquery.min.js"></script>
                <script src="http://tumblr-in-link.googlecode.com/svn/trunk/js/tumblr-in-link.1.0.js?num=5&len=60&css=dark&title=Some Related Posts&tags={block:Tags}{Tag},{/block:Tags}" type="text/javascript"></script>
                <!- End In-Link widget ->
            {/block:HasTags}
        {/block:Permalink}
{/block:Posts}
を Tumblr のダッシュボードで、「表示をカスタマイズ」~「テーマ編集」で貼り付ければよい。
このコードは必ず {block:Posts}{/block:Posts} の間になければならない。

ページの全体的な配置としては、フッタの直前にした。やはり、可変個表示されるので、ページの最後のほうが良かろう。
実際の表示はこんな感じになる。

http://duke-iizu.tumblr.com/post/9953950904

2011年8月31日水曜日

Firefox 6.0.1

高速リリースサイクルへ移行」により、Firefox のバージョンが「6」となったが、偽SSL証明書問題
のため、急遽?、「6.0.1」がリリースされた。
何だか高速リリースサイクル前に戻ったような感じだ。

ところで、「6」にバージョンアップした時、自宅の Firefox が起動後10数秒するとアボートしてしまうようになってしまった。会社や出先の Firefox は「6」にバージョンアップしても問題無かったし、アドオンも、ほぼ同じものをインストールしていた。
多分、 自宅の Firefox のみのアドオンは、「ノートン ツールバー」なので、これを無効化したら、アボートしなくなった。その後、
という事であったので、LiveUpdate → Windows再起動 で問題解決したようである。現在は「ノートン ツールバー」は有効化していても問題無い。LiveUpdate は自動的に行なわれているし、Windows再起動も1、2回はしているので、いつのまにか直ってしまったかも。

しかし、「ノートン ツールバー」を疑うまでは、まったく原因が解らなかったので、もう、Firefox の環境をすべて削除して、Firefox をインストールし直した。勿論、アドオンも全部インストールし直しである。
会社の Firefox に「Extension List Dumper」というアドオンをインストールしてアドオンの一覧を出力してひとつひとつインストールした。
それでも、アボートする現象は直らなかったので、やっと「ノートン ツールバー」を疑う事となったのである。
だだ、 Firefox の環境をすべて削除といっても、ブックマークはエクスポートして、インストール後インポートしたので、ほぼ、そのまま復活したし、何といっても、パスワードは、「Firefox Sync」に同期させていたので、これもインストール後復活する事ができたのは大きい。「Firefox Sync」様々である。

2011年7月29日金曜日

さよなら Google ツールバー

かなり以前から Google ツールバーを使っていたのだが、
という事となった。
今のところ、「Add-on Compatibility Reporter」を使って、バージョンチェックを外して使っているが、ほぼ正常には動作している。ただし、今後はどうなるか分らないので、もう使わない事とした。

Google ツールバーを使い始めたころは、ツールバーのボタンをカスタマイズしたりもしたが、最近はほとんど検索でしか使っておらず、確かに Google ツールバーの存在意義も薄れたようにも思われる。
検索にしても、Google ツールバーより「KwiClick」のほうが便利で良く使っている。翻訳やオートフィルはあまり使っていなかったしね。
また、 ツールバーを消せば、その分コンテンツの表示領域も広くなる。

なので、Google ツールバー はバッサリ削除した。しかも、私が使っているアドオンで、Firefox 5 と非互換であったのが、もう Google ツールバー だけだったのだ。他のアドオンは、いつのまにか Firefox 5 互換になっていた。

2011年7月5日火曜日

emacs で「Ricty (リクティ)フォント」を使う?

で「IPAフォント」を使っていたが、漢字はともかく、英数字がどうもいまいちという感であった。
そんな時、
というフォントを見つけた。このフォントは英字フォント「Inconsolata」とIPAフォントの派生バージョンである「Migu 1M」を合成したものである。
ライセンスの都合上、完成品ではなく、「FontForge」で合成する環境を提供している。何れにせよ、両フォントとも等幅フォントで、英字と漢字は「1:2」の幅に固定なので、なる程、プログラミングには使い易いかもしれない。

しかし、私は、どうせ emacs でしか使わないので、わざわざ合成しなくても「Inconsolata」と「Migu 1M」をそのまま使えば良い。
という記事にも「Inconsolata」と漢字のフォントを emacs で使用する事例が紹介されているので、これを真似る事とした。
  • ~/.emacs

(set-default-font "Inconsolata-9")
(set-face-font 'variable-pitch "Inconsolata-9")
(set-fontset-font (frame-parameter nil 'font)
                  'japanese-jisx0208
                  '("Migu-1M-regular" . "jisx0208")
                  )
記事のほうは「Inconsolata-11」となっていたが、少し大きめに感じたので、「Inconsolata-9」と少し小さくした。
これは、英数字も漢字も共に評判の良いフォントなので、かなり見栄えが良くなったし、色々なところで、表示のズレがあったが、これもほとんど解消されて、快適である。

2011年6月22日水曜日

Firefox 5

Mozilla Japan ブログ - Firefox と Thunderbird のセキュリティアップデートを公開しました」という事なので、Firefox をアップデートしたら、バージョンが「5」となった。
高速リリースサイクルへ移行」したとの事なので、今後、6週間ごとに、Firefox 6、7、8、… とバージョンアップしていくそうだ。
したがって、「4.0.2」などの「4系」のバージョンは作成されない。今回のアップデートも、本来なら「4.0.1」→「4.0.2」のセキュリティアップデートに加え、 Firefox 5 の小規模な新機能追加であるため、「Firefox 4.0」にアップデートした時のような大きな変化は無く、見た目にはほとんど変化はない。
アドオンについては、Firefox 5 以降は、そのまま引き継がれるようだが、今回の、「4.0.1」→「5」では、「Firefox 5」に未対応のアドオンはしっかりチェックされてしまった。
これらは、元々「Firefox 4」には対応済みなので、「Firefox 5」でも問題無く動作する可能性が高いので「Nightly Tester Tools」により、強制的に「Firefox 5」互換として動作させる。今のところ、特に問題は無いようだ。

また、アドオンではないが、「Mozilla Re-Mix: Firefox 4のウィンドウ縮小時にタブバーを最上段へ表示する方法。」という記事を見て、「userChrome.css」に
/* Firefox 4縮小時にタブバーをタイトルバー部に表示する */

#main-window[sizemode=normal][tabsontop] #appmenu-button {
   padding-left: 8px !important;
   padding-right: 8px !important;
   height: 22px !important;
}

#main-window[sizemode=normal][tabsontop] #toolbar-menubar[autohide="true"] {
   margin-top:-20px;
   -moz-padding-start:80px !important;
}

#main-window[sizemode=normal] #navigator-toolbox[tabsontop] > #toolbar-menubar[autohide] ~ #TabsToolbar {
   -moz-padding-start:80px !important;
   -moz-padding-end:110px !important;
}
というのを追加しているが、これについても、問題無く表示されている。
Firefox 4.0」にアップデートした直後は、タブバーを上部に表示していなかったが、その後、上部に表示するようにしたうえ、さらに、最上段に表示するようにした。
ただし、最上段に表示すると、Windows本来のタイトルバーが全く使えなくなるので、ウィンドウの移動には、「ALT+SPACE」でシステムメニューを表示させ、「移動」、「最大化」などを選択する必要がある。
私の場合、Firefox は一度起動したら、ほとんど位置を変えないので、特に不都合は無い。

2011年5月20日金曜日

DropDAV がバージョンアップ

DropDAV」がバージョンアップして「2.0」となった。このバージョンアップでの肝は、国際対応、つまり、UTF-8 をきちんと対応したという事だ。
したがって、以前、Linux で「davfs2」 を使って、DropDAV をマウントしてみたが、日本語のファイルが一切表示されなかった(→ 「デュークのブログ: DropDAV」)。
しかし、今回、DropDAV をマウントしてみると、日本語のファイルがちゃんと表示されるし、もちろん、読み書きも問題無い!。
また、「WebDAV Client CarotDAV」などの、クライアントでも、日本語のファイルは一覧に表示されても、書き込みが出来無かったのが、やはり、今回は日本語のファイルでも書き込みできる。

しか~~~~~~し!、今回のバージョンアップから、「フリーミアム」モデルを止め、全員有料となる。料金は、月額 5$ である。とすると、一年で 60$ か…。良く使うのなら、まあまあの値段かな。

ところで、Dropbox をマウントするには、「dropfuse」というのもある。これは Dropbox の Wiki で紹介されていたのだが、NetWalker では動作しなかった。
dropfuse」が使用している「fusepy」での FUSE Python の要求バージョンは大丈夫なのだが、「Linux (i386, x86_64, PPC)」とい記述がちょっと気になる。Netwalker は「ARM」だからなぁ…。でも、Python なら関係無いように思うのだが、何かあるのかな。
あと、「dropfuse」は、Dropbox のファイルを何でもマウントできるのではなく、マウントしたいディレクトリ/ファイルの共有リンクを入手して、それをマウントする事となる。共有リンクは、Dropbox のWEBインターフェイスで簡単に入手できる。

何れにせよ、 dropfuse は動作しないので、日本語ファイルもOKかどうかは判らない。したがって、日本語ファイルもOKなのは、少なくとも、Netwalker では DropDAV を使う事となる。
 本当は、Dropbox が WebDAV をサポートしてくれれば問題無いのだが…。Dropbox の要求箱「vote box - WebDAV support」にも多くのリクエストがきてるのだが。Dropbox がサポートするなら、有料でも使いたいな。